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「BAN-CON'11 in 若者支援センター」に行ってきました

もう一週間以上も前ですが、7月16日(土)・17日(日)に開催された「BAN-CON'11 in 若者支援センター」のレポートを書きたいと思います。

と言っても私は二日目にしか参加していませんが
しかもうっかり遅刻しそうになったり。

なんとかギリギリ間に合い、開会式にも立ち会うことができました。
ホムペでは見かけなかったのですが、ツイッターでは事前に予告されていた通り、冒険企画局の大高さんが一日目に続いてゲスト参戦されていました。すげえぜ!

と言いつつ、私が参加したのはD&D4版でした。DMはINT3さん。ELLE-CONなどでもDMをされている方で、私も何度か一緒にさせていただいた事があります。
プレイヤーは私を含めて5人でした。その内、TRPG初心者が1名、D&D4版初心者が1名、ベテラン2名、老害1名(注:自分)。PCはプレロールドで、メンバーは以下の通り。

・アクメノス(ティーフリング/ローグ)
近接撃破役。ダメージ・ディーラー一号。

・シア(エルフ/レンジャー)
遠隔撃破役。ダメージ・ディーラー二号。

・ザイン(ドワーフ/ファイター)
DM曰く、鉄板。私も同意。防衛役ダメージ・ディーラー三号。

・プラチナ(エラドリン/ウィザード)
戦場制御役かと思ったら、どうもバランス型だったような。

・ダレイオス(ヒューマン/ウォーロード):中の人は私
回復型指揮役。といいつつ回復はほとんど自分に。

1時間ほどルールやキャラクターのパワーの説明などに時間を費やし、いよいよシナリオ開始です!

D&D4版『まっくら森の魔女』

ちなみに、以下のレポートの発言は、記録を取っていなかったため、かなり適当です。
参加者の方からの変更の要望を受け付けておりますので、よろしくお願いします(他力本願)。




私たちパーティは、エクタバルという町の領主ロデリック男爵の接待を受けていました。
そもそも彼は英雄たる私たちに依頼したい事があり、それがために彼は私たちを歓迎したのです。

その依頼とは、まっくら森に住む魔女に会い、彼女から薬草を分けてもらう、というものだった。男爵の息子が病に倒れており、その治療に薬草が必要だという。
それだけ聞けば、どうという事は無いように思える。
だが、まっくら森は人を惑わし、立ち入った者は帰ってこないという噂がある森だった。
そんな森に入って、魔女と交渉し、薬草を分けてもらって来いとは無茶を言う。
当然かもしれませんが、メンバーは男爵に対して疑いの目を向けます。

ダレイオス:善であるところの自分は疑うこともなく、その依頼、受けます。
プラチナ:男爵は隠しごとなどしておらん!

秩序にして善であるところの自分は疑うメンバーをしり目に、積極的に依頼を受けようとします。疑うところなどどこにあろうか!
そして、善であるところのプラチナも「疑うなど言語道断!」と主張します。もっとも、一番最初に疑ったのは彼であり、彼は看破に失敗したのですが。
結果としては、他のメンバーは看破に成功し、男爵がなにやら隠し事をしている事がわかります。

男爵によれば、彼が少年の頃にも森に入っており、森に住む魔女に事情(母親が病気だったようだ)を話し、薬草を分けてもらったことがあるのだという。
しかし、その際に「みだりに森に入るべからず」を約束をしており、また、その約束のしるしとして、メローラ(森の女神)のシンボルを受け取ったとも。

なんてことだ。
この話を聞いただけではあるが、魔女は決して問答無用で敵対的な存在ではなく、話し合いが通じる相手だということだ。ならば、「森に入って魔女に会い、薬草を分けてもらって戻ってくる」簡単な仕事だということだ。

……まぁ、一宿一飯の恩を無視するのもどうかと思うしね。
ともあれ、私たちは依頼を受け、まっくら森に向かいます。

――辿り着いたまっくら森の入口では、二足歩行の爬虫類型クリーチャーがなぜか野良仕事をしていました

「栄誉ある戦士である俺たちが、なんでこんなことをしなきゃならないんだ」
「ガーグラックス様の命令だから仕方がない」
「それにしてもムカつくな、あの女」

などと竜語で駄弁りながらもきちんと仕事をこなすコボルドたちは、なにやら話が通じそうな気がしたので、護衛としてザインについてもらい、竜語が話せる自分が交渉をして戦闘を回避しようと企みます。ホントは近づくのはイヤですけど、虎穴に入らずんば虎児を得ず、です!

結果として、危ういところもあったにせよ、交渉は成立し、何事もなく通してもらうことになりそうでした。
が、罠はもっと別の場所にありました

DM:そこまで近づくと、茂みが動き出します。
全員:なんですとー!

ちなみにコボルドたちも驚いていました(笑)。

突如現れたクリーチャーはブラッドソーン・ヴァイン、肉食系のツタ(プレデタリー・ヴァイン、MMⅡ)です。
びっくりしたとは言え、そこは戦闘のプロ(?)。危なげなく撃破役の二人&ファイターがブラッドソーン・ヴァインにダメージを与えていきます。

DM:コボルドはどうした方がいい?
ダレイオス:逃げてもらってもいいです

コボルドの剣士はプライドがあるらしく、逃げずにヴァインに攻撃し意外に強くてダメージを与えます。
竜鱗盾のコボルドは戦闘区域外に離脱してもらいますが、

DM:こっちの茂みも動き出します。
全員:やっぱりー!?

逃げ出した方の茂みもヴァインでした(笑)。これが孔明の罠か。
せっかく交渉で歩み寄れたというのに、コボルドをこのまま見捨てるのは忍びない。
もはや結果が見えているヴァインは現状で対処しているザインとアクメノスに任せ、遠隔型であるシアに移動してもらい、新たに現れたヴァインを攻撃してもらいます。

DM:あ、ここ、結界が張ってあるようで、進入できませんしパワーも通りません。
全員:なんですとー!(2回目)
DM:でも、ダレイオスは問題ないです。普通に行動できます。

どうやらフェイ起源に作用する結界らしく(プラチナの〈魔法学〉により判明)、エルフのシア、エラドリンのプラチナは結界の影響を受けてしまいます。二段構えの孔明の罠だったようです。なんと巧みな。
それでも、移動力に優れ遠隔攻撃も可能な二人は結界などなんのその。手負いだったヴァインを手早く倒したザインとアクメノスも合流し、もはや趨勢は決しました。

DM:あ、忘れてました、こちらも動き出します。
全員:やっぱりー!?(2回目)

しかも新たに現出したのは大型のグリーンヴァイス・ヴァイン、からめ捕るツタです。4マスまでツタが届き、絡め取って引き寄せ、継続ダメージを与えてきます。厄介な敵です。

DM:一番近いのは……コボルド剣士、ですね。(コロコロ)絡め取られました。
全員:剣士が死んじゃう!?

コボルドに一番近いのは私だったのですが、いかんせんウォーロードである私は一日毎パワーでなければ大ダメージを与えられませんし、回復役であるのであまり無茶はできません。
ですので、撃破役のターン時に自由がきくように、残HPが少ないであろうブラッドソーン・ヴァインをコマンダーズ・ストライクで先に落としてもらって、ザインとアクメノスの突撃、シアの全力移動で囲い込み、プラチナのショック・スフィアー(だったかな?)で駄目を押し、怒涛の勢いでダメージを与えていきます。

DM:……それで倒れます(パタリ)
ダレイオス:結局、回復はせずじまいでしたねー。

確固撃破が上手くできた事と、撃破役のアクメノスとシアのダメージが大きかった事、この2点でもって、結果的には楽勝な戦闘だったように思えます。
コボルドとの戦闘を避けられたのも少しは影響あったかな?

なにはともあれ無事切り抜け、先に進もうとすると、

DM:野良仕事に戻ったコボルド達は結界を壊して回っています。

どういう事か、私たちは首をひねってしまいます。
まっくら森の魔女――おっと、名前はアンジェリカというそうです――はエラドリンだという情報は事前に得ていたので、結界は彼女を森に閉じ込めている何かがいて、コボルドとその上にいるガーグラックスは彼女と何らかの理由を持って手を組んでいて、その第三勢力と抗争を繰り広げている、みたいに思っていたのですが。
とは言え、この時点では腑に落ちない点もいくつかあるので、全体像がつかめなかったのは間違いありません。

もっとも、情報が足りない状態では確信を得ることは難しいので、我々は森の奥へと進んでいくしか選択肢はそもそも無いのですけれど。


いつしか、私たちは巨木の洞(うろ)を発見します。
この洞は人が住んでいるようには見えないが、それでも誰かがここを何かに利用している跡が見て取れます。中には薬草を煮たような鍋があったり。
どうしようか思案をしていると、

DM:そこにいるのは誰?

アンジェリカご本人登場!

話せば解ってもらえると信じ、とりあえず訪れた目的を話す我々。
この際、エルフであるシアの真摯な説得が功を奏します。プレイヤーさんの素なのかロールプレイなのか、ちょっと判断つきませんが、一生懸命に事情を説明する姿にほだされます。隣に座っていた私も。

アンジェリカ:助けてやりたいのは山々だけど、薬草は無いのよ。

事情を聞けば、アンジェリカはもう一人の魔女と敵対しているらしい。
もう一人の魔女の名はイボンヌ。沼の魔女で、人喰いだそうだ。

プラチナ:…ハグかな。
ダレイオス:…ハグでしょう。

プレイヤー知識を発揮してはいけません。
ちなみに本日2回目のプレイヤー知識発言。1回目はコボルド達との会話で、彼らの背後にブラック・ドラゴンがいる事を看破している。
(ダレイオス:コボルドが崇め奉るのなんてドラゴン以外の何物でもないよ。(色は?の決め打ちの質問に黒と返答)ブラック・ドラゴンですか。ってことは[酸]か。)

それはともかくとして。
アンジェリカとイボンヌはこの森で争っていたがパワーバランスが取れていたところ、ガーグラックスの登場でそのバランスが崩れ、現在は劣勢である事。
あの結界はフェイ起源に効果があるもので、結界の生成には薬草が必要である事。

ダレイオス:ということは、私たちが薬草を手に入れるためにはパワーバランスを戻す必要があるってことですね。
アンジェリカ:いいえ。
ダレイオス:?
アンジェリカ:イボンヌは倒してもらって構いません。
ダレイオス:……あー。

案外はっきりしてるな、アンジェリカ。
まぁ、目的がはっきりしてちょうどいい。イボンヌとガーグラックスを倒すだけですから。
さて、ここから一悶着。

プラチナ:ところで、あのー……
DM:?
プラチナ:もう少し協力もらえんかのぉ。
DM:……具体的には?
プラチナ:アイテムじゃ!

すでにエンデュア・エレメンツ(自然の天候に由来する寒暑の影響を受けない儀式)の効果を受ける食べものを分けてもらっているのに、さらに協力を求めるがめつい(プレイヤーが)老害組。
やれエヴァーラスティング・プロヴィジョンズだとか(却下されました)、ベルト・オヴ・ヴィゴーとか(却下(以下略))、ポーション・オヴ・ヒーリング人数分とか(足りない分をもらいました)、[酸]の抵抗を得るアイテムとか。
アンジェリカにしてみればそんな協力する義理も無いわけですが、それでも協力的でした。

アンジェリカ:(プラチナを指し)あんな風になっちゃダメよ。
シア:(こくり)

同種族であるところのプラチナより、エルフであるシアに親身になったアンジェリカでありました。
さもありなん。俗世にまみれた同族よりも、いまだ純粋であるエルフの娘に感情移入したくなるのも道理でしょう。ましてや、隔世の生活をしているアンジェリカならば。

ともかく、私たちはアンジェリカと別れ、森の奥へ、イボンヌとガーグラックスが待つ沼へと向かいます。

と、ここから技能チャレンジです。
複雑度3(必要成功数8)のチャレンジで、目的は「沼に辿り着け」。
DM曰く技能チャレンジは「作業になりやすくて、ロールプレイ分が足りないし、面白くもなくなる」ということだそうです。
なので大元の設定はあっても詳細は決めず、場面の描写や演出は各々のPCが得意分野の技能を生かせるようにプレイヤー側から提案し、それにそって成功数を稼いでいく、という方法を取られていました。
具体的にここでは、背丈よりも高い葦(だったかな?)が生えていたり、霧が発生して視界を塞いだり、幻覚や幻聴を感じたり、湿地帯に出くわしたりという場面の演出を使用する技能を前提にしてDMとプレイヤーで相談しながら決めて、チャレンジしました。

ザイン:パワー(スウィーピング・ブロウだったろうか?)を使って、薙ぎ払います。
プラチナアイシー・テレインで足場を作ります。
アクメノス&シア:〈知覚〉で正しい道を探し出します。
ダレイオス:……我慢します。

なぜか、ファイターでもないダレイオスがファイター呪文我慢するを使用する事に。だって、それくらいしか技能から思いつかなかったんだ……。

そんなこんなで失敗数1で、技能チャレンジは成功しました。
私たちは無事にイボンヌのいる沼までたどり着きました。
しかし、そこで待ち受けていたのは、

イボンヌ(?):あら、あなたたちはどなた?

この世と思えない美貌を持つ女性でした。
私たちは誰も彼女の魅力に抗えず、ふらふらと沼の対岸にいる彼女に近づいていこうとします。

DM:ではここで、ドラゴンが沼からざばーっと登場します。
全員:やっぱりー!

沼のど真ん中からガーグラックスが登場。一気に私たちに近づいてきて、いきなりブレス攻撃!まぁ、当然ですよねー。自分がDMでも同じにするなぁ。
アクション・ポイントも持っているので、怒涛のようにクラウド・オヴ・ダークネス/暗黒の雲フライトフル・プレゼンス/畏怖べき存在で私たちを追い詰めます。
もろもろのペナルティを貰った上で、イボンヌのレンディング・クローズ/かきむしる爪が地味にウザかったり、一緒に現れたインプの毒がやっかいだったりします。

しかし、敵クリーチャーのパワーはほぼ近接なので、つまり私たちの間合いでもあるわけです。

ザイン:(最初にガーグラックスが近づいてきてブレスを吐いた直後)どうします、指揮官?
ダレイオス:都合がいい事に(ザインが)ちょうど届く位置に(ガーグラックスが)来てくれたので、マークしてもらうのは確定ですが……。
シア:私は?
ダレイオス:遠隔攻撃できる貴重な存在なので、インプが(戦線に)到達する前に何とかしてもらいましょう。

近づいてきたインプはプラチナの援護を受けてシアとアクメノスの撃破コンビに瞬殺してもらい、ザインはともかくガーグラックスを足留めに徹してもらいます。
私ダレイオスはその間に、自身にインスパイアリング・ワードを使用。なぜか一番ダメージを貰っていました(笑)。実際には、パスチョン・オヴ・ディフェンス/守り堅き砦鼓舞の威風で一時ヒット・ポイントを与えたりしていたのですが。
そうこうしている内に、敵はガーグラックスだけとなりました。そうなると、

DMブラッディド・ブレス/手負いのブレスを吐きます。
全員:ぎゃーっ!

ですが、ここ(重傷)までくれば後は集中攻撃あるのみ。皆、一日毎パワーを切り、ダメージを累積させていき、ついにはガーグラックスを倒します。

実は、そろそろ会場の時間が押していたので、エンディングはちょっと駆け足気味に

ともあれ、見事にアンジェリカとの約束を守り、ロデリック男爵の依頼も果たし、私たちは義理を通したのでした。



最後に感想を。

戦闘は初心者対応ということで若干温め(実際に戦闘不能者が出てませんし)でしたが、シナリオは意外な事実(ロデリック少年の恋心とか、魔女の秘密とか)が暴露されたりして、プレイヤーとしてもキャラクターとしても楽しく推測できました。
戦闘も、温めとはいえそれなりに歯ごたえがあるものでしたし、なにより皆との連携が思った以上に上手くいったり、撃破役の二人がクリティカルを出したり、かなり盛り上がりました。ドラゴン、超こえーし!

やっぱり楽しいですね、D&D4版!

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コメント

どうも、こんにちわ。
当日のDMをしました、INT3です。
あの日は参加していただき、ありがとうございました。

自分も普段と全く異なる顔ぶれでのプレイは新鮮でした。
凄く楽しかったです。また機会があればよろしくお願いします。

当日はお疲れさまでした。

ひとひねりされていた魔女の真相は、『噂』というものの性質から言えばホントに「ああ~っ」と頷けるものでしたので、面白かったです。

また機会がありました、こちらこそよろしくお願いします。

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