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ぼくと魔女式アポカリプス

正直に言います、イラストレーターの為に買いました。表紙の為に買いました。

水瀬葉月著『
ぼくと魔女式アポカリプス』(メディアワークス/電撃文庫)

イラストレーターは
藤原々々、主にえっちぃゲームでキャラデザおよび原画をされている方です。この人の書く女の子、可愛くて好きなんですよねぇ。
それにしても、実際に買ったのは発売日(2006年2月)ですが、これも今まで積んだままでした。一体、何十(百?)冊、積んであるんでしょうね~?


――『普通』はつまらない、ぼくはそう考える。
けれど、『普通』からは逃れられない。『不良』や『変人』を装っても、そういう名称の、普通のカテゴライズに纏められてしまう。

しかし、砧川冥子(きぬたがわめいこ)から告白された瞬間から、『普通』とは程遠い世界をぼくは知ってしまう。

魔術。そして、それを行使する者たち。

彼らあるいは彼女らは互いに互いを殲滅せんと争う。互いが持つ根源闇滓(ルートアンシイ)を求めて。
砧川もぼくも、彼らの争いに巻き込まれた。いや、砧川はぼくよりも以前に巻き込まれていた。
なぜなのか、砧川は彼らに協力していた。協力しなければならない理由があった。
ぼくにも出来てしまった。根源闇滓を求める理由が。

けれどそれは、ぼくと同じように巻き込まれた人たちとのサバイバルゲームを意味する――



正直、イタイ。

砧川冥子が行使する魔術は《代償魔術》。自らの体を傷つけて、その痛みの大きさに比例して強い魔術を発現させる。まずそれがイタイ。目の中に砂を突っ込む、爪を剥がす、人差し指を切り落とす、左手首を切り裂く、腕を肘から切り落とす、腕を肩から切り落とす……とにかく痛々しい。

結末もイタイ。
ネタバレになるので詳しくは書けないけれど、こういうオチは正直あんまりだと思う。
救いたい人を救えず、むしろ自らの手で引導を渡さなければならないというのは。それで誰かが救われるのか言えば確かに救われる者もいるのだけれども、天秤なんぞにかけなければならないというのは。それで終わればいいけれど、状況は好転せず、ただの現状維持。精神をすり減らした分だけ、却って後退したかもしれない。

だから続きが気になる。
不幸のまま終わるのは哀しすぎる。

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