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ローグ強化案

ローグを戦闘に関して強化を図ろう、という事で、コア・ルールを用いて少しばかり検証してみましょう。
一応ローグを強くする事を目標にしていますが、ファイターなどの前衛クラスにも応用が利きます。と言いますか、ファイターを強化する手段の中からローグ向きのものを抽出した、と言う方が正しい見方かもしれません。

では、如何にしてローグを戦闘時に役立てられるようにするか、能力的な方向から考えてみましょう。




クラス編(PHB57)

ローグは2レベルになると
身かわしを獲得します。反応セーヴィング・スローに成功すればダメージが半減する攻撃の対象になった際、セーヴィング・スローに成功するとダメージをまったく受けずにすむようになります。
4レベルになると
直感回避を獲得します。立ちすくみ状態になったり、不可視状態の敵に攻撃されたりしても、ACへの【敏捷力】ボーナスを失わないようになります(同じ能力をバーバリアンは2レベルで獲得します)。また、8レベルになると直感回避強化を獲得し、挟撃を受けなくなります(例外はありますが)。
10レベルに達した時点、および以降3レベルごとに
打撃のいなしかわし強化などの特殊能力を得る事ができます。どちらもダメージを半減させる特殊能力で、ローグの生存能力を高めてくれます。

こう見ますと、ローグはマルチクラスにしなくてもレベルが上がる分だけ強くなっていくように思えます。急所攻撃も1レベル以降2レベルごとにダメージ・ダイスが増えていきますし。



技能編

〈威圧〉PHB66:【魅力】
クラス技能:ファイター、バーバリアン、ローグ
〈威圧〉を使って相手の士気を挫く事ができる。判定に成功すれば、目標は1ラウンドの間、怯え状態(攻撃ロール、能力値判定、セーヴィング・スローに-2のペナルティ)になる。

〈軽業〉PHB68:【敏捷力】
クラス技能:バード、モンク、ローグ
判定に成功すれば、機会攻撃を受けることなく機会攻撃範囲内あるいは敵の占めている接敵面を通常の半分の移動速度で移動できる。失敗しても機会攻撃は受けるが、機会攻撃範囲内は移動できる(接敵面を通過することはできない)。

〈はったり〉PHB81:【魅力】
クラス技能:ソーサラー、バード、ローグ
相手の(特別な)〈真意看破〉との対抗判定に成功すると、フェイントを仕掛けて上手くひっかけた事にすることができる。相手はACに【敏捷力】ボーナスを加える事ができなくなる。


戦闘に役立つ技能となると、この3つでしょう。幸いにしてローグはどれもクラス技能になっていますので、技能ポイントを割り振りやすくなっています。
また、この他に〈隠れ身〉や〈忍び足〉、〈魔法装置使用〉などにも技能ポイントを割り振っても良いでしょう。〈隠れ身〉や〈忍び足〉は接近や防御に運用できますし、〈魔法装置使用〉はマジック・アイテムを起動・使用する際の判定に必要ですから。
ローグは全クラス中トップの技能ポイントを得られるクラスですので、これらの技能に割り振るのはさほど難しくないでしょう。



特技編

《イニシアチブ強化》PHB87
前提条件:無し
イニシアチブ判定に+4。戦闘には必須。特に【敏捷力】のボーナスが無いファイターなどは。

《回避》PHB87
前提条件:【敏】13以上
指名した敵の攻撃に対して、ACに+1回避ボーナスを得る。次の《強行突破》や《一撃離脱》のために取得しておく。

《強行突破》PHB90
前提条件:【敏】13以上、《回避》
移動する際に誘発する機会攻撃に対するACに+4回避ボーナスを得る。〈軽業〉とともに。

《一撃離脱》PHB87
前提条件:【敏】13以上、《回避》、《強行突破》、基本攻撃ボーナス+4以上
近接武器で攻撃をする際に、合計移動距離が自分の移動速度以内なら、攻撃の前と後の両方で移動できる。しかも自分が攻撃する相手からは機会攻撃を受けない。

《近距離射撃》PHB90
前提条件:無し
30フィート以内にて行う遠隔武器で行う攻撃ロールとダメージ・ロールに+1ボーナスを得る。射撃に関する特技の前提条件なので、取得は必須。

《精密射撃》PHB93
前提条件:《近距離射撃》
近接戦闘に参加している敵に対して、通常受ける-4のペナルティを受けずに遠隔攻撃を行える。

《精密射撃強化》PHB93
前提条件:【敏】19以上、《近距離射撃》、《精密射撃》、基本攻撃ボーナス+11以上
遠隔攻撃には完全遮蔽未満の遮蔽によってもたらされる目標のACボーナスおよび完全視認困難未満の視認困難による失敗確率の影響を受けない。

《機動射撃》PHB90
前提条件:【敏】13以上、《回避》、《強行突破》、《近距離射撃》、基本攻撃ボーナス+4以上
遠隔武器で攻撃をする際に、合計移動距離が自分の移動速度以内なら、攻撃の前と後の両方で移動できる。

《高速装填》PHB91
前提条件:選択した種類のクロスボウの《習熟》
クロスボウへの装填を素早く行える。

《武器の妙技》PHB97
前提条件:武器の《習熟》、基本攻撃ボーナス+1以上
軽い武器や一部の武器を使う場合、攻撃ロールに【筋力】修正値ではなく【敏捷力】修正値を使うことができる。ただし、盾を使用していると判定ペナルティを受ける(注:ローグは盾に習熟していません)。

《無視界戦闘》PHB99
前提条件:無し
視認困難失敗確率ロールを1回だけ再ロールできる。不可視状態の攻撃側は近接攻撃で攻撃する際にボーナスを得ることがない。


ファイターやレンジャーにも通じる特技選択。主に【敏捷力】が絡む特技が中心となります。
それと言うのも、ローグはそもそも〈捜索〉(特に罠)や〈装置無力化〉、〈解錠〉など【敏捷力】に関連した技能を重んじているクラスだからです。
また、重装鎧と盾に習熟していませんから、ACは【敏捷力】頼りになりがちです。
ならば、攻撃も防御も【敏捷力】中心に強化し、不足を補うようにした方が効率よく強くなり、パーティへも貢献できるようになるでしょう。

となれば、遠隔攻撃を強化するのが常套手段です(【敏捷力】基準ですから)。
すると特技の選択はおのずと絞られます。
《近距離射撃》を基本とする射撃関連特技を取得するのが良いでしょう。《機動射撃》で遮蔽をとりながら遠隔攻撃すれば、ダメージを受けることもなくなるでしょうし。《高速装填》を取得すれば、ハンド・クロスボウ、ライト・クロスボウなら毎ラウンド攻撃できるようになりますし。

「急所攻撃をしたいんだ!」というならば、《回避》からなる防御関連特技を取得するべきでしょう。クラス技能である〈軽業〉を生かし敵陣に飛び込み、挟撃できる状態にするためには《強行突破》は必須です。
《武器の妙技》で命中させ、ダメージは急所攻撃で叩き出す方法は危険かもしれませんが、スリリングで良いかも知れません。《一撃離脱》で味方の後ろに隠れるのも良いでしょう。


ただし、ローグはファイターのように特技をたくさん取得できるわけではないので、あらかじめどういう方向にキャラクターを成長させるか考えておくべきでしょう。
もっとも、これはローグに限らないんですが。

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